蓄暖の蓄熱残量・温度の変化と持続時間
蓄熱残量の変化のグラフ
上記はメーカーの公表値をもとに作成した、蓄熱量0から加熱した場合の蓄熱暖房機の蓄熱量の変化を示したグラフです。
深夜電気料金になる23時から蓄熱を開始し、7時に蓄熱完了します。
ファンを回さない場合
オレンジの線はファンを回さなかった場合の残熱量の変化です。23時になっても本体の残熱量は55%ほどあります。本体に触れると熱いくらいの熱量です。
グラフは蓄熱量0から開始していますが、残熱量が55%もあると、蓄熱開始時間は遅くなるので(自動制御)、蓄熱時間が短くなり、蓄熱に使う電力も大幅に安くなります。
ファンを回し続けた場合
緑の線は、7時から23時までファンを回し続けた場合の残熱量の変化です。残熱量は10%以下。触るとほんのり温かさを感じる程度で、ここまで下がると暖房としてつかえる熱量ではありません。
残熱量はコントロールできる
ファンを時折回して使うなどして、残熱量を調節することもできます。なので、10%~55%の間で残熱量はコントロールできます。